- 特長
- 既設管の腐食防止、クラックや部分欠損の補修により、管路の機能回復と耐用年数の向上を図る
また、既設管に作用する内外圧に対する全強度回復に適用
- 圧力
- 自然流下/低圧
- 形状・口径
- 円形/非円形 100~2600mm
- 板厚
- 4.5~69mm
- 材料
- フィルム:ポリプロピレン
フェルト:ポリエステルフェルト
含浸樹脂:不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、
エポキシ樹脂、ノンスチレン樹脂
インシチュフォーム工法は、既設管内に熱硬化性樹脂を含浸したライナーバッグを水圧により反転、または引込にて挿入後、温水あるいは蒸気にて樹脂を硬化させ、既設管路の中にまったく新しい管路を構築する工法です。
使用するライナーバッグは、柔軟性に富み既設管の形状にとらわれることなく、曲がった管路でも施工が容易です。さらに、耐久性・耐食性に優れているため管路の寿命を飛躍的に向上させることができます。
LC工法は、高強力合成繊維と普通合成繊維(ポリエステル短繊維不織布)を積層した補強基材に、可視光線硬化性不飽和ポリエステル樹脂を含浸させた補修材を下水道管きょ内補修箇所の管内壁に密着硬化させて、本管および本管と取付管との接合部一体を部分補修する技術である。
工場で補修材を製作し、それを現場で補修装置に巻き付け、下水道管きょ内の補修箇所まで引き込み、空気圧で膨らませ、管内壁に加圧密着させる。その後、補修装置から補修材に可視光線を照射し、硬化させ、下水道管きょを管内部から部分補修する工法である。
次の複合条件下で本管部が硬化時間25分で施工できる。
次の複合条件下で本管と取付管との接合部が硬化時間25分間で施工できる。
補修材の強度特性は、次の試験値を有する。
管種 | 本管部 | 鉄筋コンクリート管、陶管 |
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取付管部 | 鉄筋コンクリート管、陶管 硬質塩化ビニル管 |
管径 | 本管 | 呼び径 150~170 |
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本管取付管一体型 | 本管部 呼び径 200~400 取付管部 呼び径 125~200 |
標準 補修幅 |
本管部 | 400㎜ |
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取付 管部 高さ |
有効高さ | 最大150㎜以内 |
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施工 可能 範囲 |
60m |
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下水道マンホール内のステップは、硫化水素などにより年々金属腐食が進み、安全性の面から、ステップ(足掛金具)の取替えが早急に望まれていました。
この問題を「安全の確保」と「作業効率の向上」という一貫したテーマのもとに全く新しい形で解決したステップリプレイスメント施工技術が「ツインドリル工法」です。
マンホールという、危険を伴う作業環境において抜群の機動性を発揮しマンホール内の、削孔時における粉塵も殆ど無く健康面からも安心して作業に取り組めます。
小型で軽量設計は一人による作業を可能とし、その上操作も簡単なため作業効率もアップして工期短縮に大きく寄与します。